組織には一人では実現できないことを実現させる力があります。しかし生み出す力は様々な要因で大きくも小さくもなり得ます。久喜青年会議所は組織として一丸となって同じ方向を見据え、最大限の組織力を発揮して目標へ向かっていかなければいけません。そのためには組織の風通しを良くし、考えや意見が出やすい環境づくりを整え、各メンバーが質の高い活動や委員会運営を行えるようにカイゼンをしていくことが重要です。
まずはカイゼンのきっかけとしてティール組織を1つのテーマとして学びます。そして対内的に役職呼称の見直しを試みると共に、議案書や議事録などの情報共有を進めます。誰もが情報を得られる環境はコミュニケーションを活性化させ、効率的でスピード感のある活動に結びつけます。さらに見直すにあたって、問題点や改善点は比較から見えてきます。そこで今年度は各LOMへの訪問、理事会のオブザーブ、他LOMとの意見交換を積極的に行います。JCルームは質の高い会議や活動が行えることを重要視し、理事会はオブザーブから参考になる点を見つけ会議の効率化を模索します。また事前意見シートへ確認済みチェックと提案項目を追加することで自身の意思表示を目視化させ、責任感のある意見へ繋げます。そしてメンバーに対しても、積極的に理事会へのオブザーブを促し、自身の担当例会上程や質疑応答を直接見ることで、委員会としての組織力向上を試みます。さらに総会は厳粛かつ元気に、メンバーには発言・登壇する機会をつくり、学びのある内容を含んだものとします。また、懇親会への参加しやすさも考慮した設営をいたします。
私たちは社会の課題を解決し、持続可能な地域をつくるという断固たる信念を持ち、それでいて変化に柔軟な組織です。間違いや失敗を恐れず、カイゼンを繰り返すことでより強く、より誇りを持てる組織になります。