おかげさまで久喜青年会議所40周年 - 久喜青年会議所(久喜JC)

久喜青年会議所(久喜JC)

理事長あいさつ - 第40代理事長 岡安正知Greeting

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はじめに

1949年、戦後の傷跡が街にも人々の心にも深く残る中「新日本の再建は我々青年の責務である」という志を同じくする青年たちによって日本の青年会議所運動が始まりました。この久喜の地においても1978年に、全国で644番目の青年会議所として、この地域を思う青年たちにより久喜青年会議所が誕生しました。そして、敬愛なる特別会員の先輩諸兄が紡いでこられた一年一年が実を結び、関係各位、各種関係諸団体、各地会員会議所の皆様のご指導ご鞭撻もあり、本年創立40周年を迎えることが出来ました。40周年を迎えるに当たり、我々が学んできた久喜青年会議所とそれを取り巻く地域を確りと見つめ直していかなければなりません。その中で従来の良さを残しながら仕組みを改革していき、新たな価値を創造し、小さな変化を積み重ねていき、大きな変化へと繋げていきます。なぜなら、時代の変化はめまぐるしく、今までの発想や、やり方に捕らわれていると必ず取り残されるし衰退するからです。この時代の流れに取り残されない為にも地域にInnovationを起こす視点を持つことこそが、これからの運動に必要であることは間違いありません。変革の能動者であることを地域に宣言するのであれば、我々が先頭に立ってInnovationを起こすことに、全身全霊をかけて邁進していかなければなりません。

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Innovationを起こす40周年

我々は、脈々と受け継がれた久喜青年会議所の志を真摯にとらえ、これまでの歴史を振り返ると共に、新たな一歩を踏み出さなければなりません。これは、40年という節目と同時に新たなスタートでもあるからです。我々、久喜青年会議所が今後50年、100年と永続的に地域に必要とされる存在であるために、しっかりとした未来像を描いていかなければなりません。そのために会議体を設けて、妥協のない議論を交わしビジョン2017の集大成を考え、新たな指針を打ち出し次代へ繋げていきます。また、創立40周年を記念した情報発信を行います。これまでの感謝の気持ちを伝えると共に地域の人たちに我々久喜青年会議所の魅力を感じてもらえる事業を行い、未来に向けた我々の想いを強く打ち出していきます。
刻々と変化する社会情勢の中においては、自ら率先して行動するリーダーの存在が求められます。激動の変化にも対応できる順応性を備えたリーダーを育成することが必要であると考えます。地域において、また、企業において影響力のある人材育成や、魅力ある人材育成を目指すのであれば、まずは自らが人間力溢れる魅力を持った人間でなければなりません。今、社会にはInnovationを起こせる若い力が必要とされています。地域のリーダーとしての青年経済人になるには、資質向上の機会を設けることが必要であると感じています。これが、真剣に地域の発展を願う青年経済人が増えるきっかけとなれば、いずれは企業の継続発展や地域経済に貢献できる人材育成に繋がると確信しています。我々久喜青年会議所だから出来る事業を1年かけて継続して行っていきます。

Innovationを起こすまちづくり

我々の活動エリアには、地域に誇る数多くの歴史や文化などの地域資源があります。しかし、我々は、この地域資源を正しく理解し活用し世の中に発信出来ているでしょうか。まずは、我々が歴史や文化などの地域資源を理解することに加えて、地域の資源を学び他の地域に誇れる久喜の魅力を創造します。この想いで作られた「久喜縁プロジェクト」も本年で最終年度を迎えます。しっかりと久喜の地に縁ブランドを根付かせる事が出来る様に関係団体と調整して行きます。他の地域に誇れる久喜の魅力を創造する事が出来れば、地域全体の活性化を図ることが出来ると考えます。自分の街に魅力があり、それを誇れる様になれば自ずと郷土愛が育まれ、もっとこの地域を良くしていこうという気持ちが持てます。始めは点と点だけの活性化に留まるかもしれませんが、やがては点が線に繋がるような柔軟性や可変性に富んだInnovationに繋げられると考えます。我々の住み暮らす活動エリアには、地域を活性化させるためのコンテンツが豊富に存在しています。それらを活用し、まちを活性化させ、地域が活力で溢れる事業を展開していきます。しかし、青年会議所が単独で展開していくまちづくり事業は規模、可動域ともに限界があります。行政や諸団体を巻き込み運動を発信することで、我々青年による運動は広がりを見せ、地域の未来に浸透していきます。まちづくり運動を通じて、主体的に行動し、青年会議所らしい事業を発信することで、市民一人一人が自らの街に誇りを持ち地域力溢れるコミュニティーが形成された夢や希望に満ちた地域を創造していきます。その為に我々の存在価値を高め、地域において中心的な役割を果たすことでInnovationを起こしていきます。

Innovationを起こす為の仲間づくり

我々久喜青年会議所の最大の財産はメンバーです。志高いメンバーの行動や運動は40年の歴史の中で常に地域に意識変革を起こし、変革の能動者としての規範を示し続けているからです。青年会議所メンバー一人ひとりが、地域に誇れるリーダーであるために、しっかりと自らが輝き、魅力溢れる人間でなければなりません。
経験豊かなメンバーの卒業により入会3年未満のメンバーの割合が多くを占めています。その結果、世代交代が急激に進み、経験の浅いメンバーが多くなっているのが現状であります。まずは、青年会議所の事をしっかりと勉強し理解しそれを人に伝えられる様にならなければいけません。そして、より大きなムーブメントを起こすためにも、会員の拡大は重要なファクターであります。本年は拡大の手法も鑑み、従来の手法を用いるだけでなく、新たな手法を創出し形にとらわれることなく、現状の会員拡大の壁を突破し多くの入会希望者を集めます。そして、青年会議所の魅力を伝えることが出来る有意義なオリエンテーションを開催することにより、久喜青年会議所に興味を持っている方を入会へと導いてまいります。  会員拡大運動とはJAYCEEの「心」をもった協働する仲間を増やすことで、久喜青年会議所運動の発信力を大きくし、地域にInnovationを起こせるリーダーを増やしていく事です。この発信力はやがて明るい豊かなまちづくりの実現に向け大きな力になります。そのために久喜青年会議所一丸となってInnovationを起こす為の会員拡大運動に邁進していきます。

Innovationを起こす青少年育成

近年、次世代を担う子供達を取り巻く環境が大きく変化しています。核家族化や少子化が進行し、情報技術の発展により、地域の繋がりが希薄化し他人への無関心な風潮が常態化した結果、感謝の気持ちが乏しくなってしまっているのではないでしょうか。両親が自分を生んでくれたことに感謝していますか。子供達が生まれてきてくれたことに感謝していますか。自分を育ててくれた地域に感謝していますか。水や空気などの自然溢れる環境があることに感謝していますか。これらの事は、無くなってからはじめて気付く事です。でも無くなってからでは遅いのです。私たち大人は本当の意味で子供達に『感謝の気持ち』を教えることができるのでしょうか。本当に学ばなければいけないのは、私たち大人なのかもしれません。当たり前に慣れてしまっている私たち大人が当たり前に感謝出来ないといけないのです。私たち大人が学び、その背中を子供たちに見せて行く義務があるのです。
 久喜青年会議所が子供達に伝えたいことは相手を思いやる気持ちです。子供達がどうすれば相手が喜び、その喜びを自らの喜びとして享受できるのかを心に刻み、相手を思いやる気持ちを学んで欲しいのです。他人に優しく出来るということは自分自身が強く在らねばなりません。まずは自分がやらなければという強い想いで全身全霊で取り組むという気持ちを持ってもらいたいと考えます。その中で、助け合い、時には励まし合い自分は決して一人ではなく、周りに仲間がたくさんいるということを理解して欲しいのです。何事も覚悟と確固たる信念をもって臨まなければ、中途半端な成果しか返ってきません。途中で投げ出すことなく、実際に成し遂げる事で感動を自覚させ、子供達が自ら次の扉を開けていくような成長の一助となるInnovationを起こす青少年運動を展開していきます。

組織運営のInnovation

久喜青年会議所は、基本的に全ての運営費をメンバーからの会費でまかなっております。それゆえに、我々は自分達の考える運動を独自の目線で自由に実行し表現しています。勿論、この自由という言葉には責任という言葉が表裏一体でついてきます。この責任を全うするために、しっかりとした会議を積み重ね、精度の高い事業計画を作成し実行していく必要があります。時流にあった会議の手法や進め方は、それ自体が学びの場であり、先進的でかつ効率の良いものでなければなりません。情報技術の進歩により、数年前と比べ各段に効率的でリアルタイムに情報を共有し合える会議をおこなうことが出来ています。しかし、まだ工夫の必要があると考えています。めまぐるしく進化し続ける状況の中、我々の組織も日々精進して組織運営に取り組むことが必要だと考えます。
 我々青年会議所は、例会や事業の他にも様々な活動や運動を行っています。この数年爆発的に全世界の人々に浸透しているSNSは最高の情報発信ツールであります。伝えたいときに、その場所で即座に映像と文字で多くの人に、鮮度の高い情報を伝えることが出来ます。シンプルでわかりやすく、また途切れない情報発信をおこなえば、自ずと人は注目をします。この地域にInnovationを起こす為には私たちの運動をより多くの人に知って頂かなくてはなりません。例会や事業に参加して頂き私たちの運動を理解して頂くことで協働の和を広げて行きます。私たち青年会議所がこの地域に真に必要とされ、地域に影響を与えられる存在である為に組織運営のInnovationを起こしていきます。

おわりに

意識変革運動の一番の問題点である、人々の無関心を関心に変えることは、決して容易ではなく、在り来たりの手法や行動では変えることが出来ません。しかし、この難題に挑戦することで私達も成長できるのではないでしょうか。不安とプレッシャーの中、この学びを適当に過去の事例から写すだけでは人の関心を変えることは出来ないうえに、何の学びにもなりません。苦しくて前に進まない時は必ずあります。しかし、楽や逃げからは何も生まれず、成長もありません。また、やらされている感覚は、時間の流れを遅くさせ、苦痛という思いを無限に作り出します。自分の気持ちや思いをどう持つかで時間の流れと周りの景色はガラリと変わります。子供の頃に寝るのも忘れ夢中になってプラモデルを作って遊ぶ感覚、スポーツのように仲間と共に苦しみを乗り越え勝利を得た時の感覚を思い出せば、我々の運動においてInnovationを成し遂げることが出来ます。
社会人としての学び舎である青年会議所で共に学び、挑戦しながら活動する時間は、かけがえのない財産となります。この尊い経験が出来るのは一生に今しかありません。自らを変える事への挑戦は労力と勇気が必要です。自分だけでは行動に移せなかったこともあるかもしれません。しかし、私達には同じ志を持つ仲間がいます。同じ想いを持ち、同じ悩みを抱えた仲間がいます。人は誰かと出会って変わることが出来るのです。これまでの固定概念に捕らわれることなく、変わる事への挑戦をしよう。 自らを、そしてこの地域を輝かせるためにInnovationを起こしていこう!!

第40代理事長 岡安 正知