理事長所信 -第42代理事長 林欣也- Greeting

2019年度 スローガン

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はじめに

我々公益社団法人久喜青年会議所は本年度で42年目を迎え、創始の精神を絶やすことなく、先輩諸兄が築き上げてきた信頼を継承していきながらさらに今の時代にあった活動指針を掲げ運動を展開していかなければなりません。多種多様な価値観を生み出してきた平成の時代が終わりを告げる今、様々な価値観が見直されています。日本国においては「持続可能な開発目標」SDGsと称し2016年から2030年までに達成するべき17の環境や開発の問題解決に向けて誰一人取り残さないをスローガンに様々な取り組みが行われております。日本青年会議所は2019年度SDGsに最も力を入れていく団体として活動する指針を掲げております。我々久喜青年会議所もSDGsに対しての知識付与を行い、積極的に取り入れて地域の発展に寄与していく事が責務であると考えます。我々の活動地域は「交通の要衝として発展を遂げている都市部」と、「豊かな自然に囲まれた地域」からなる、生活環境が整った住み良い地域です。しかしこれだけ恵まれた環境であるにも関わらず、若者の都市部への流出や少子高齢化等の問題を慢性的に抱えています。これらの問題は、市民がまちに対しての愛着が持てずに他人任せにしていたり、自分以外の事に対して無関心な風潮が起因していると考えます。この様々な問題解決に向かう運動の展開は我々の責務であります。昨年度新たに制定されたビジョン2022の一文にある「愛漲る地域」の創出に向けて、メンバー一人ひとりがまちや互いの為に全力で向き合い、自分以外の人に関心を持ち行動をするという利他の精神を胸に、「情熱」を燃やして運動を展開していかなければなりません。その先にある、多くの地域市民が地元に興味を示し、積極的に地域活動に関わり、笑顔に溢れ、このまちに住もうと思いたくなる未来を創造する事で、このまちが唯一無二のかけがえのない場所になると確信します。本年度は、「情熱」を持って積極的に市民意識変革運動に取り組んで参ります。

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情熱で導く組織運営

我々が運動している青年会議所は、効果的に事業を展開する為に、組織として正確な運営を行っていく総務機能と、組織の存在を対外的に発信していく広報機能の両輪を確りと運営していく必要があります。久喜青年会議所の全ての事業は理事会を経てから行われます。つまり会議の内容が事業や例会の質を左右すると言っても過言ではありません。その為にも、会議の質を高め、正確な議論が出来るよう会議の在り方をより効果的に設営出来る様に取り組んで参ります。また公益財政審査会議を執り行い、公益性を確りと担保する事に加え、それぞれの運動展開をより精度の高いものにして参ります。
また久喜青年会議所の運動についての情報を効果的に地域に発信する為に、ホームページやSNSを用いての情報発信を情熱的に行い、地域市民に訴求力のある広報活動を行って参ります。そして我々の運動を知って頂く事で例会や事業に興味を持って頂き、より多くの地域市民を巻き込んだ運動を展開して参ります。また昨年生まれた「久ッ喜ーサイダー」等のツールを有効に用いた広報を行う事で、久喜青年会議所のネームバリューと共に、新たな地域の魅力の知名度も向上して参ります。また本年度で公益社団法人格を取得し6年目を迎えました。昨年度も現在の法人格と一般社団法人格についての知識を深め、メンバーで久喜青年会議所の本当に必要な在り方について学習や議論を重ねて参りました。本年度は引き続き総務広報委員会が主導となって、今後在るべき姿に検討を重ねる事に加え、どんな法人格が相応しいかを決議し、我々が進むべき方向性や真に必要とされる在り方について明確にして参ります。「青年会議所」という会議を最も重んじる我々の組織において総務広報委員会の担いは、各委員会をリードするとても重要な役割だという事を念頭に、「情熱」を持って組織を導いて参ります。

情熱に満ちた地域を創る

我々の活動エリアでは、「少子高齢化」や「人口減少」、「若者の都市部への流出」といった普遍的な問題を未だに抱えています。我々の活動エリアは住み良い環境が整っているのも関わらず、このような問題が未だに解消されないのは何故なのでしょうか。この地域の中心街でも空洞化が目立ち、今ある施設が有効に利用されていない事も問題の一つだと考えます。地域資源の有効利用を促す事でこの地域に活性化を促し、魅力ある地域を創出をしていく必要があります。また我々の活動エリアの一つである久喜市では、昨年新しい市長が誕生し、諸問題に対して新たなアプローチが行われる方針も示唆されました。加えて合併後10周年となる本年は、これまで手を拱いていた諸問題に対して、多くの市民を巻き込みながら、青年会議所として「情熱」を持って新たな視点で取り組む事業はこの地域にインパクトを与える好機になり得るのではないでしょうか。我々はこの愛する地域に対して徹底的に数値的根拠を見いだす事、理由を調べる事から新たな取り組みが生まれてくると考えます。また青年会議所の力だけでは、社会を大きく変える事は容易ではありません。久喜青年会議所はこの地域の目的を共有できる個人や団体と対話を進めて信頼関係を醸成し、共に行動することで、地域問題解決に向けて強力なパートナーシップを築いていくべきです。行政、その他様々な団体と手を取り合ってスピード感ある運動を展開し、この地域に大きなインパクトを与えるまちづくりを推進して参ります。我々の活動エリアで行われる様々な行事を、行政や他団体と協力しながら、綿密な情報収集を行い、我々だからこそ出来る「情熱」を持った運動展開は何たるかを確りと見定めJCの理念に基づき行動をして参ります。

情熱で行う仲間づくり

青年に発展・成長の機会を与えることを使命とする青年会議所にとって、正会員を増やすことは、その使命を達成するためにはとても重要な事です。この「学び舎」でしか得られない経験は、もっと成長をしたいと願う若者に対して、素晴らしい仲間と成長の機会を与える事が出来ると確信します。拡大の活動を通じ、新しい仲間を迎え入れる事で組織をより良く変えるきっかけにもなります。
多くの仲間を迎え入れるべく行う拡大活動の中で、「どんな事があっても目標入会人数に必達させる」という意識を全メンバーで共有し、「誰かがやってくれるだろう。」ではなく、「自分がやらないで誰がやるんだ!」という拡大に対しての並々ならぬ圧倒的な当事者意識を伴った「情熱」を持って運動を展開して参ります。これから先の未来も、久喜青年会議所の存在意義や発信力を更に高めて行く為には、20名の新入会員を迎え入れる事が必要不可欠です。その為に今年度は、委員会制ではなく会員全員を対象とした会議体を設け、全メンバーで拡大する意識を更に高めていきます。会全体での達成目標を掲げ、担当者だけに任せる事なく、全メンバーに確りとした担いを与え、例年に囚われない取り組みの拡大に挑戦して参ります。効果的な拡大を行うには、正会員が青年会議所の事を理解し、この団体の魅力について誇りを持って情熱的に拡大対象者にアプローチする必要があります。年間のスケジュールを確りと組み立て、拡大マニュアルを活用し全メンバーが誇りと「情熱」を持って会員拡大出来る勉強会を行い目標達成へと導いていきます。また新たに入会されたメンバーが既存の正会員と仲間意識を持ち、スムーズにまちづくりの担い手となる為に、アカデミー塾と連携し、信頼から成り立つより良い関係性を素早く構築出来るよう取り組んでいきます。久喜青年会議所の命題である人財の確保に会全体で「情熱」を持って取り組んで参ります。

情熱で育む青少年育成

近年、家族の小規模化や共働きの増加、長時間労働、子どもの塾通い等の様々な理由から、家族のコミュニケーション機会が減少傾向にあります。児童虐待やDV、子どもの凶悪犯罪など、家族・家庭をめぐる様々な社会問題が顕在化していますが、この背景の一つには家族間のコミュニケーション不足が起因しております。そもそも親が子へ、子が親へ感謝の気持ちを持って毎日の生活が送られているでしょうか。「人を大切にする」、「感謝をする」といった、これまで「当たり前」であった精神性が求められています。子どもに対してこの精神性を身に付けさせる為に必要な事は、思いやりや信頼関係をまず我々大人が身につけ、然る上で子ども達に確りと伝えていく事であると考えます。「子は親の背中を見て育つ」というように、我々大人の日頃の姿勢こそが子ども達を健全に育みます。我々大人達も、そして子ども達も、未来へ希望を持ち、明るい夢を描ける笑顔溢れるこのまちを創造し、「情熱」を持って青少年育成に取り組んで参ります。またこの地域に住む子ども達に対して日常では味わえない体験を提供する事で、仲間との友情や、挑戦の過程で立ちはだかる壁を乗り越える事で得られる達成感を通して、抱いた夢を諦めない心を創出するような事業を展開する事で、この地域の未来の宝物になる子供達が逞しく育つ環境を構築して参ります。
またみんなのいえは発足より3年目を迎える本年度は、我々久喜青年会議所の手から他団体へ移管も模索して参ります。その為には、今まで試行錯誤してきた問題を確りと解決し、みんなのいえを地域に真に必要とされるものにしていく必要があります。これまで1年半の運営の中で、多くの子ども達がみんなのいえで過ごして来ました。その子ども達がみんなのいえの中での体験を通じて学んだ事を、新しくみんなのいえに来る子ども達や身の回りの友達に波及させられるような、「幸せのループ」を構築させる事を目指します。

情熱で磨く人財育成

時代の変化を捉えて社会を変えるのに最も必要なのは、それを成し得る人財です。高度情報化と人工知能の発達により従来評価されてきた能力や仕事が「価値」を持たなくなりつつあるという現状があります。一方で人間的な能力の必要性が再確認されているという現状があります。人間的な能力の代表格に、何を成すにも必要不可欠な能力である、「コミュニケーション能力」が挙げられます。様々なツールを模索して人と人を繋げる最も大切な能力について知識付与し青年経済人として相応しい能力を身につける事に「情熱」を持って取り組んでいきます。また、時代の変化がとても早いこの世の中で、どんな未来を思い描けるか、仮説を立てて行動する先見性を持つ事が重要と考えます。今の子ども達の65%が大学卒業時には今は存在してない職業に就くというデータがあります。また今後10年〜20年で雇用者の47%の仕事が自動化されるとも言われており、常に新しい事に対しても積極的に学習し時代のニーズをキャッチしこれから必要になる知識見識を広げていく必要があります。
更に、会員の資質向上に寄与するアカデミー塾を設置します。この塾の目的は青年経済人として相応しい人間になる為の人格形成を目的とします。入会年度制限はあえて設けずにその事業やプログラムに合わせて対象者の配置を決定します。入会年度の浅いメンバーへは青年会議所に対しての興味付けをする事でより参画しようとする意欲喚起を促し仲間意識の向上を図って頂きたいと思います。また時代の需要を模索し、いずれはビジネスに展開出来る事も大切だと考えます。さらに入会候補者の資質向上にもアプローチして入会に対しても会員拡大会議と連携し情熱的に取り組んで参ります。

おわりに

私は幼少時代から大学生まで野球を愛し、「情熱」を持って取り組んで参りました。高校時代は「憧れの甲子園の舞台に立ちたい」、「絶対にレギュラーになるんだ」という強い気持ちがあったからこそ、毎日辛い練習にも耐え努力をする事が出来ました。時には厳し過ぎる環境に気持ちが折れそうになる事もありましたが、最後まで取り組む事が出来た私を支えてくれたのは、私の中にあった「情熱」でした。「何が何でもやってやるぞ」とう燃え上がる気持ちが、全ての行動の原点であります。「情熱」を持ってまず実践し、「情熱」を持って繰り返し挑戦し続ければ、大抵の事は成し遂げる事が出来るはずです。そこで経験した数々の出来事は自分に揺るぎない自信を与えてくれました。そしてかけがえのない一生の仲間が出来ました。これは自分の人生において尊い大きな財産となりました。私はこの青年会議所でなければ得られる事のない様々な気付きは唯一無二のものだと確信しております。青年会議所運動を行うという事は、この地域の為に、時間を使って活動するという意味においては、人生を懸けて活動する為には「情熱」を持つ必要がありその精神がなければどんなに時間を費やしても己の成長にはならないということを理解しなければなりません。また青年会議所活動が出来る事は決して当たり前ではなく、この大事な時期に貴重な仲間と共に活動出来る事に対して今いるメンバー一人ひとりが仲間を心から信頼しあい、共に成長し、共に涙を流し、確固たる絆を深めていきたいと考えます。その先に到達すべき理念やビジョンが実現されていくのだと確信しております。我々がこの愛する地域の為に、「情熱」を持って発信し続ける事で、市民一人ひとりに想いを伝播させる先に、明るい豊かなまちの実現に近づくのだと思います。「自分以外の誰かを喜ばせたい」、「幸せになって欲しい」と願い、起こす行動の先に、誰もが笑顔になれるそんな幸せの連鎖を繫いで参りましょう。メンバー一人ひとりが「情熱」を胸に全員が一丸となってこの地域を変えてみせます。

公益社団法人久喜青年会議所
第42代理事長 林 欣也

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